電気工事士の仕事のやりがい・魅力とは?生活に欠かせない電気の仕事

電気工事士の仕事には屋内配線工事や電柱から屋内に電気を引き込む外線工事、空調設備の設置工事やビル管理にいたるまでさまざまなものがあります。

今回は、そのような幅広く電気を取り扱う電気工事士の仕事のやりがい、魅力をご紹介します。

電気工事士のやりがい・魅力

電気工事士の仕事のやりがいは人それぞれですが、主に次のようなやりがいを持って仕事に従事している電気工事士が多くいます。

専門知識とスキルを使って仕事ができる

配線工事やスイッチ、コンセントの設置、業務用エアコンの設置工事などは国家資格の電気工事士の資格がないと取り扱えません。
電気は目に見えないため、専門知識を持った人が取り扱わないと大事故につながるおそれがあるためです。

電気工事士の資格試験では、電気に関する知識のほか、実技試験で実際のスキルや理解度を問われます。
このような試験に合格した専門知識のある者でないと取り扱えない仕事です。

工事が完成したときに達成感を得られる

電気工事は身近なものでは住宅の屋内配線や電気設備の設置工事、規模の大きなものでは変電設備工事や鉄道電気工事などがあります。

どのような工事でも完成したとき、電気設備が異常なく作動したときは大きな達成感とやりがいを感じられます。

住宅の電気設備が急に故障して緊急で電気工事を依頼されるケースもあります。
修理や交換が完了してお客様に感謝の言葉をいただけたときは、電気工事士としての喜びもひとしおです。

自分の成長を実感できる

取り扱える工事が増えたり、新しい技術が身に付いたりしたとき、現場で任される仕事が増えたときには自分の成長を実感できます。
電気工事には多くの種類がありますので、できることが増えていくという面白さがあります。

さらに、上位資格にチャレンジしていけば活躍の場が広がるだけでなく、就職活動で有利になるなど、給与アップも期待できます。

社会に貢献しているという実感を持てる

電気は現代社会には欠かせないインフラです。
照明や空調、家電のほか、電車なども電気がなくては運行できません。

電気を使えるようにするには電気工事士が電気工事を実施しなければならず、人々の生活にはなくてはならない仕事です。
オール電化住宅など電気の需要も増えており、電気工事士のニーズも高まっている点もやりがいの1つだと言えます。

電気工事士は将来性のある仕事

電気工事士はニーズが高く、やりがいも多い仕事です。

実際に電気工事士として働きながら、資格の取得により取り扱える工事を増やしたり、キャリアアップを目指している電気工事士も少なくありません。

電気の需要が高まる現代社会では、ますます求められる職業と言えるでしょう。