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コンセントの交換時期の目安は?③

2020/02/28

 

壁に設置してあるコンセントは、長年使い続けていると様々な不具合が出てきます。もし使用中のコンセントの中に『取り付けが緩んできているもの』や『プラグがきちんと挿し込めないもの』があるときは、なるべく早めに交換するようにしましょう。そのまま使用を続けるとコンセントから発火するといったリスクがあるためです。

また、壁コンセントの交換は配線工事の類であり、『電気工事士』の資格を所持している人でなければ行ってはいけないと法律で定められていますので、交換の際には、電気工事を請け負っている業者に依頼するようにしてください。

今回も前回に引き続き、壁コンセントの交換に関して、タイミングの見極め方から放置するリスクなどについてご紹介いたします。ぜひ参考にしてください。

 

 

コンセント交換はDIYできる?

電気工事士の資格をもっている人であれば、壁コンセントの交換は自力で行うことが可能です。まずは以下の道具を揃えましょう。

 

・新品のコンセント

・ドライバー(プラスとマイナス)

・ニッパー

・ペンチ

・カッターナイフ

・回路計

・紙ヤスリ

 

これらの道具を揃えられない場合は、足りないものをホームセンターやネット通販サイトで購入しましょう。

準備ができましたら、以下の流れで作業をおこなってください。

 

・ブレーカーを落とす

・ドライバーでネジを緩めて、コンセントのカバーを外す

・コンセントの取り付け枠に沿って、カッターナイフで壁紙を切り取る

・コンセントの上下に1本ずつネジがあるため、ドライバーで緩める

・上下のネジを外して、コンセントを壁から外す

・壁の内部とコンセントは2本の電線でつながっているため、電線のコンセントになるべく近いところをニッパーで切断し、コンセントを取り外す

・壁から2本の電線が生えている状態になったら、それらの電線の被膜を小指の横幅ぶんくらいペンチで取り除く

・被膜を除去した部分を、紙ヤスリで軽く磨く

・新品のコンセントを袋から取り出し、マイナスドライバーを使って、コンセント本体部分・取り付け枠・カバーのみっつに分解する

・コンセント本体の裏側の、『W』という記載がない穴に、黒い被膜の電線を挿入する

・コンセント本体の裏側の、『W』という記載がある穴に、白い被膜の電線を挿入する

・電線をしっかりと挿し込んだら、コンセント本体を壁の中に設置する

・古いコンセントと同じように、新しいコンセントの上下をふたつのネジで固定する

・取り付け枠をはめてネジを取り付け、最後にカバーを被せる

・ブレーカーを入れて、回路計をコンセント挿入口に挿し込み、電圧が100Vになることを確認する

壁コンセントの交換作業はこれで完了です。

 

電気工事士の資格を取得するほど、電気を扱う作業に関心がある方にとっては、簡単だと思える作業かもしれませんが、今後の生活で何か起きても、自己責任だということは肝に銘じておきましょう。

少しでも作業に不安が芽生えた場合は、たとえ資格をもっていたとしても、すぐに手を止めてプロに依頼することをオススメします。ほんの少しの過信が、大きなトラブルを舞い込んでしまうといったこともあるため、細心の注意を払うようにしましょう。

愛知県の電気工事は株式会社 大志電気にお任せ下さい。


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