「電気代が高い」と思うことはありませんか?節電をしているのに電気代が高くなっているのには、それぞれ電気がどこかで使われているからです。どこで、どのくらいの電気が使われているのかは、請求書などを見てもわかりません。
ですが、消費電力は計算することができるのです。電化製品によく書かれている「W」と「kW」で計算することができるのです。消費電力は計算することで、節電・節約につながります。
今回は、消費電力を計算の仕方についてご紹介致します。
計算する前にそもそも消費電力とは、電化製品を動かすために使う電力になります。電化製品に10kWと書かれていれば10kWの電気を使って、100kWと書かれていれば100kWの電気を使って動かしているのです。
電気代は使ったW数に応じてかかってきます。W数が大きいほど多くの電力を使うため、W数を節約すれば電気代の節約につながります。ですが、W数を節約しても使う時間が多くても節約にはならなくなります。消費電力はW数と時間によって計算して出していきます。
電気量を表す単位はW(ワット)とkW(キロワット)になります。
電気量に使った時間WとkWを計算することで消費電力を計算することができます。その際に使う単位はWh(ワットアワー)となります。
W(ワット)・kW(キロワット):電気量。瞬間の電力の単位
Wh(ワットアワー):1時間に消費される電力量
また、電気の計算の際にA(アンペア)やVA(ボルトアンペア)を使うこともあります。Aは電流の単位になります。
電力(W)=電圧(V)×電流(A)の計算で出すことができます。
電気代は「電気量」×「量あたりの単位」で計算します。W、kWの計算は「瞬間に使った電気量(W)÷時間」になります。
ここで、実際に使った時間に変換して計算をする必要があります。その際の消費電力の計算方法は以下のようになります。
1.電気量を計算します。
消費電力(W)×時間(h)×=電気量(Wh)
2.電気量をkWhに変換します。
Wh÷1,000=kWh
3.電気代の計算
kWh×電気量料金=電気代
これが計算方法になります。
電気製品によってW、Wh、kWhの表記は変わります。
その際の計算方法は以下のようになります。
・W表記の場合
W÷1,000×一日の使用時間(h)×1kWhの電気量料金=電気代
・kW表記の場合
kW×一日の使用時間(h)×1kWhの電気量料金=電気代
・Wh表記の場合
Wh÷1,000×1kWhの電気量料金=電気代
で計算することもできます。
また、電化製品にはアンペア(A)表記のものあります。
アンペア(A)×100=Wになります。
ボルトアンペア(VA)=Wになります。
アンペアはこのようにしてWに変換して計算することができます。
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