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電気工事の高所作業とは?高所作業車に必要な安全教育

2023/09/22

電気工事では高所作業が付き物です。

脚立を使う作業から高所作業車を使用する作業までさまざまな作業があります。

ここでは、電気工事の高所作業の内容や、高所作業車で必要な安全教育について解説します。

 

電気工事の高所作業

脚立

電気工事でよく使うのが脚立です。

よく使用するサイズは6尺の脚立となり、天井に照明器具を取り付ける作業などで使用します。

脚立は狭い場所での作業にも向いています。

 

高所作業車

高所作業車は動力を用いて上昇・下降する作業床を備えており、不特定の場所に自走機能があるものを指します。

高所作業車にはトラック式と自走式があり、トラック式はトラックに昇降装置が設置されており、公道を走行できます。

 

一方、自走式は昇降装置にタイヤなどが設置されているタイプで、公道での運転はできません。

高所作業車は主に電線の補修・交換などの電気工事や通信工事などで使用します。

 

電気工事対応の高所作業車は絶縁仕様となっており、電線に接触してしまった場合でも感電を防げます。

 

高所作業車で作業するために必要な安全教育

高所作業車を取り扱うためには教習所で講習を受けて資格を取得する必要があり、作業床の高さにより運転資格が異なります。
高さ10m未満は「高所作業車特別教育」、高さ10m以上は「高所作業車運転技能講習」の受講が必要です。

 

高所作業車特別教育

事業者には高さ10m未満の高所作業車の運転業務に就かせる作業者に対し、特別教育の実施が義務付けられています。

 

特別教育の内容

【学科】
高所作業車の作業に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識…3時間
原動機に関する知識…1時間
高所作業車の運転に必要な一般的事項に関する知識1時間関係法令…1時間

 

【実技】
高所作業車の作業のための装置の操作…3時間

 

高所作業車運転技能講習

作業床の高さを10m以上にできる能力のある高所作業車の運転業務を行う際、高所作業車運転技能講習を修了した者でなければ業務に就かせてはならないと定められています。

 

技能講習の内容

【学科】
作業に関する装置の構造及び取り扱いの方法に関する知識…5時間
原動機に関する知識…3時間
運転に必要な一般的事項に関する知識…2時間
関係法令…1時間

 

【実技】
作業のための装置の操作…6時間

 

電気工事士は資格の取得で仕事の幅が広がる

電気工事の高所作業の内容や高所作業車での業務に必要な資格をご紹介しました。

 

電気工事士にはさまざまな資格が存在します。
資格を取得しておくと、電気工事士としての仕事の幅が広がりますので、積極的に取得しておくと役立ちます。

 

愛知県の電気工事は株式会社 大志電気にお任せ下さい。


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