家の中にコンセントに接続したまま長時間放置している電源プラグはありませんか?
その放置は、危険かもしれません。コンセントを接続したまま電源プラグを放っておくと、電気がショートして発火することがあります。
さらに、電源タップ(タコ足配線)を間違った使用方法で使っていると、こちらも発火の原因になってしまいます。
そもそもショートとはどんな現象なのでしょうか?ショートが起きる原因と、家の中で意外に多いショートが起きやすい場所を知っておけば、予防のために役立ちます。
▶︎乾燥しているときは静電気に注意
乾燥によって静電気が発生しやすくなってる時は、コンセントや電源フラグをこまめに掃除するようにしてください。静電気はホコリなどを引き寄せる働きがあります。差し込まれている電源プラグには、静電気の力でホコリが付着してしまうことがあるのです。
また、家電製品などに触れる時に静電気が発生すると故障につながることがあります。特にパソコンなどの精密機器は静電気に弱いため、使用する際には注意が必要となります。蛇口や壁などに触れて、身体に帯びた電気を外に逃がせば、静電気を予防できます。
ショートは電源プラグ付近やコード、電源タップなどで起きることwそご説明致しました。ショートによる火災を防ぐためには、ショートが発生する原因をつぶす必要があります。
ここでご紹介する予防のポイントは決して難しいことではないので、実践してみてください。
・プラグを抜くときにコードを引っ張らない
・コードを重いもので踏みつけない
・コードを束ねて使用しない
・電源タップは許容電流内で使用する
電源コードやプラグが破損しないように使用することに加えて、電源タップを使うときにも注意が必要となります。
まず、家庭用のコンセントが対応できる電流の上限は「15A 1500W(ワット)」と決まっています。電源タップを使用して合計で1500W以上の家電製品を接続するとコンセントから流れる電気が「過電流」の状態になり、発熱や発火のおそれがありますので、大変危険です。
また、電源タップ自体にも「許容電流」というものがあり、対応できる電気量の上限があらかじめ決められています。許容電流の大小は製品によって異なりますので、お使いの電源タップの表記を確認するようにしてください。
電気製品にはその製品を使用する際のW数が記載されています。安全かどうかを確かめるには、同じ電源タップに接続したい機器のW数をすべて足して、電源タップの許容電流のW数と比較しましょう。
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