電気に関連した機器の分電盤がどんな役割を果たしているのか解説


普段あまり着目されることはありませんが、

建物内に電気を送り届けるにあたり分電盤は重要な役割を果たしています。

分電盤には、安全のためにブレーカーなどの機器が取り付けられています。

そこで分電盤とはいったいどういうものなのかを解説します。

分電盤は送られてきた電気の分配をおこなう

各階層や各部屋に電気を送り届けるための役割を担っているのが、

建物に必要不可欠な分電盤です。

もしも分電盤がなければ、届いた電気を適切に分配できません。

それでは電気を正常に使えませんので、

分電盤によって適切になるようしっかりとコントロールしています。

過剰な電力を遮断するのがアンペアブレーカー

分電盤の中にある機器で認知度が高いものといえば、何といってもアンペアブレーカーです。

定められている量以上の電力が流れた場合アンペアブレーカーが作動し、

それ以上電力が流れないよう強制的に遮断させる役割があります。

どのぐらいの電力でアンペアブレーカーが作動するかは、

契約アンペアによって異なりますので一概にはいえません。

たとえば何も気にせず、

電子レンジ・ドライヤー・パソコン・電気ストーブなどの家電製品をたくさん使ってしまった時などは、

アンペアブレーカーが作動する場合があります。

同時に電力を使い過ぎてアンペアブレーカーを作動させてしまった経験がある人は、

決して少なくないことでしょう。

使い過ぎると自動的に遮断される仕組みになっています。

分電盤やそれに関する機器の交換について

分電盤に異常がないかどうか安全点検した結果、交換が必要となる場合もあります。

たとえば分電盤そのものを交換したり、

分電盤に取り付けられている漏電遮断器を交換したりなどです。

特に何も異常がなければ交換する必要はありませんが、

何らかの異常が認められた場合は交換しなければいけない時もあります。

上記でも説明した通り、分電盤は正常に電気を送り届けるために必要な機器です。

その分電盤に異常があればさまざまなトラブルになりかねませんので、

何か異常が確認された場合は早急に交換が必要です。

交換するかどうかは、安全点検の結果次第です。

まとめ

電気を適切に管理して分配するのに役立っているのが分電盤で、正常に動作させないといけません。

定期的に安全点検がおこなわれますが、

もしもその際に異常を認められれば交換しなければいけないこともあります。

電気を安全に使ってトラブルを未然に防いでくれるのが分電盤の役割です。