住宅の設備は経年と共に劣化していきます。
もちろん、分電盤も一定の期間使用すると劣化していき交換が必要です。
分電盤にトラブルが起こると家のなかで使っている電気製品に大きな影響が出てしまいます。
そのため、分電盤は定期的な交換が必要です。
この記事では分電盤の仕組みや交換の電気工事のタイミングについて解説します。
分電盤はアンペアブレーカー、漏電ブレーカー、安全ブレーカーの3つのブレーカーで構成されています。
アンペアブレーカーは電気の使用量が契約しているアンペア数が超えたときに自動で電気の供給を停める役割をするブレーカーです。
電力会社によってはアンペアブレーカーを設置していないこともあります。
漏電ブレーカーは主軸ブレーカーとも呼ばれ、配線や家電の漏電を察知して電力供給を停める役割を持っています。
安全ブレーカーは配線用遮断器とも呼ばれ、1つのブレーカーに過電流が流れたり、電気機器に異常が起こった場合に電気を停止する役割を持っています。
電力使用量の大きな電気機器を同時に使用すると安全ブレーカーが作動してブレーカーが落ちることがあります。
分電盤は不具合が生じたらすぐに交換する必要があります。
安全性を保つためにも、熱気、焦げ跡、音があった場合、また、照明の点滅や電気製品の不具合などが見受けられたら交換時期となります。
故障以外の交換の電気工事のタイミングは次のようなときです。
分電盤の寿命は15年程度とされています。
古い分電盤を使い続けると過負荷やショートが発生してもブレーカーが正しく作動せず、大きな事故につながるおそれがあります。
また、分電盤が劣化してくるとブレーカーが頻繁に落ちるようになり、電気製品にダメージを与えてしまいます。
ブレーカーが頻繁に落ちる症状が現れたら早めに交換が必要です。
エアコンなど使用電力の大きい電気製品は200Vの電圧が必要です。
200Vの電気製品を使いたいときはブレーカーの切り替えや専用回路の電気工事が必要です。
また、専用回路を設置する際にブレーカーの空きがない場合にも分電盤の交換工事が必要となります。
分電盤を交換する場合、電気工事が必要です。
電気工事は危険な作業のため、電気工事士の資格を持った人が行うことが法律で定められています。
電気工事は自分では行わず、電気工事の専門業者に依頼するようにしましょう。
愛知県の電気工事は株式会社 大志電気にお任せ下さい。
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