電気工事施工管理技士とは!?取得することで監理技術者を目指せる

電気工事に関わる資格は数多くありますが、電気工事施工管理技士はキャリアアップのためにも有利な資格です。

ここでは電気工事施工管理技士と1級電気工事施工管理技士を取得していると資格要件をクリアする監理技術者についてご紹介します。

電気工事施工管理技士とは

電気工事施工管理技士は建築物の建設などに必要な「電気工事における施工計画の作成」「工事の工程・安全・品質などの管理」「電気工事の監督業務」などを行うことができる国家資格です。

1級と2級があり、特に1級は技術責任者として高く位置付けられている資格です。

キャリアアップや転職で有利な資格となります。

試験は1次試験と2次試験があり、1次試験は四択のマークシート方式、2次試験は記述式の問題が出題されます。
2級は同日中に1次試験と2次試験があり、1級は別の日に1次試験と2次試験が実施されます。

電気工事施工管理技士の難易度

電気工事施工管理技士の合格率は1級、2級共に40～60%程度です。

電気施工管理技士は経験や保有資格などにより2級を受験せず、1級から挑戦する方も多くいます。

難易度は40～60%の合格率ですので、超難関資格とは言えないでしょう。

とはいえ、しっかりと対策をして挑む必要があります。

1級電気工事施工管理技士を取得すると監理技術者を目指せる

監理技術者は請負金額が一定以上の建設業などの工事で置かなければならない施工の技術上の監理をする指導監督のことです。

具体的には特定建設業者が発注者から直接請け負った元請人で、合計4,000万円以上の下請契約を締結した工事には専任で配置されることになっており、建設業法第26条が平成28年6月に改正が行われ、配置が義務付けられています。

監理技術者は1級国家資格を保有するか、実務経験の条件を満たすことにより受講資格を得ることができます。
1級電気工事施工管理技士は監理技術者に必要な1級国家資格に該当しています。

1級電気工事施工管理技士を取得した方はさらなるキャリアアップのために監理技術者を目指してみるのはいかがでしょうか。

電気工事の施工に有利な資格を取得してキャリアアップを目指しましょう

電気工事関連の資格にはさまざまなものがありますが、1級電気工事施工管理技士や管理技術者の有資格者は規模の大きな工事では必要であり、建設業界で求められています。

資格を取得することで将来のキャリアアップにつながりますし、できる仕事が増え活躍の幅が広がります。