電気工事士の試験はもちろん、実務においても工具の用意は必須です。
その中でも特に重要なのが圧着工具です。
今回は圧着工具とはどんなものか、
持っておきたい圧着工具は何かについて解説していきます。
この記事を読めば、電気工事で重要な役割を果たす圧着工具が何なのか理解できるでしょう。
圧着工具とは、端子に電線をつなげる際に必要な工具一式のことを言います。
機器の配線や屋内の配線工事など、電気の工作や工事において多くの場面で活躍する工具です。
形状はペンチのようなものになっており、これに裸端子やスリーブを挟んでつぶし、
圧着することで電線とつなげることができます。
種類もあり、リングスリーブ用やY型端子や丸型端子用が存在します。
また、これらは混同しないように柄の部分が黄色や赤色など、色分けされ、
視覚的にも判別しやすいような工夫がされているのが特徴です。
電気工事に使用するものですが、自動車用にも圧着ペンチがあるため、
混同しないように注意しておくことも重要です。
利用する上での注意点として、使用する圧着端子、使用する電線サイズをあらかじめ把握し、
それに合った圧着工具を使用することが挙げられます。
これらのポイントを押さえないと、電気工事がスムースに施工できません。
圧着工具は電気工事士で活躍している方や試験を受験したい方にとって必須の工具です。
ここでは、試験に必要な圧着工具と実務で必要が圧着工具を紹介しましょう。
まず、試験に必要な圧着工具は1982年以降の新しいもの、
グリップが黄色のもの、JIS C 9711の適合品です。
家にある古い工具を利用すると、規格外の圧着工具を使用しているとみなされるので、
必ず新しいものを使用しましょう。
ただ、サイズの規定がないのでミニ圧着工具を持って行っても問題ありません。
実務の場合は、可能であれば大きなものを購入して利用しましょう。
使用頻度が多いだけでなく、より少ない力で加工ができるので、体への負担も少ないからです。
また、実際の工事現場ではリングスリーブ「大」といった大型の端子の加工もするので、
そう言った意味で大きな圧着工具は必須です。
圧着工具は、端子と電線をつなぐ工具です。
試験であれば利用のしやすさなどから圧着工具は、
小型のもので、規格に合った条件をクリアしているだけで問題ありません。
しかし、実務においては、大きな端子を利用することも多いので、
大きい圧着工具を選ぶようにしましょう。
また、繰り返し使って、早く購入した工具に慣れることも重要です。
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