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地震による通電火災対策には感震ブレーカーの設置が安心です

2022/05/27

阪神・淡路大震災、東日本大震災では電気機器の転倒や停電復旧時の通電火災が多発しました。
大きな地震の発生時に電気が原因となる火災発生防止に効果があるとされているのが感震ブレーカーです。

 

感震ブレーカーとは

感震ブレーカーは一定以上の地震の震度を感知するとブレーカーやコンセントなどの電気を自動的に遮断する機器です。

大きな地震が来ると送電線の点検のために一時的に停電することがあります。

 

電気が復旧した際に通電火災が起こることがあり、通電火災は地震発生直後ではなく、無人となった室内で出火することが多く初期消火ができずに被害が広がりやすいという特徴を持っています。

 

このような通電火災や電気火災による二次災害に備えるのが感震ブレーカーの役割です。

建物の中で使う電気は分電盤を通してそれぞれの部屋へ配線を通じて流れます。

 

分電盤に設置されているブレーカーは漏電には対応していますが、地震による火災対策には効力がありません。

感震ブレーカーは一定以上の規模の揺れが起こると分電盤の配線用ブレーカーまたは漏電ブレーカーに流れる電気を遮断し、震災時に電気が原因となる火災対策に有効とされています。

 

感震ブレーカーの種類

分電盤タイプ(内蔵型)

分電盤に内蔵されたセンサーが地震の揺れを感知し、一定時間警報音で知らせた後、ブレーカーを切って電気を遮断します。

設置費用の相場は約5万円程度~約8万円程度となります。

 

分電盤タイプ(後付型)

後付けタイプは分電盤に外付けして設置し、内蔵型同様に地震の揺れを感知すると一定時間警報音で知らせた後、ブレーカーを切って電気を遮断します。

設置費用の相場は約2万円程度~約4万円程度となります。

 

コンセントタイプ

コンセントタイプはコンセントに設置し、センサーが地震の揺れを感知すると該当するコンセントの電気を遮断する埋込型と、親機が揺れを感知すると電波で複数の子機に信号を送り、子機のコンセントの電気を遮断する差込型タイプがあります。

設置費用の相場は埋込型が約2万円程度〜、コンセントタイプは約5千円程度~約2万円程度です。

 

簡易タイプ

簡易タイプはおもりやバネが地震の揺れにより作動し、電気を遮断します。

簡易タイプは電気工事の必要がなく、ホームセンターなどでも購入することができます。

費用は約3千円程度~約4千円程度が相場です。

感震ブレーカーは電気工事で設置することができます

感震ブレーカーの設置は簡易タイプなど、一部のタイプを除き、電気工事により設置します。

電気工事には専門的な資格を持った電気工事士が行わなければなりません。

 

DIYでは設置できませんので、地震にそなえて感震ブレーカーの設置を検討されている場合は、電気工事の専門会社に相談しましょう。

コンセント

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