電気工事の仕事をする上で必須の資格が国家資格の電気工事士です。
電気工事士は第一種と第二種があり、扱える範囲が異なります。
ここでは、国家資格の電気工事士の試験概要、第二種電気工事士の勉強方法を紹介します。
第二種電気工事士(国家資格)の試験概要
「筆記試験」
時間:120分
方式:マークシート(四肢択一方式)
問題数:50問×各2点
試験範囲
1.電気に関する基礎理論
2.配電理論及び配線設計
3.電気機器・配線器具並びに電気工事用の材料及び工具
4.電気工事の施工方法
5.配電図
6.一般用電気工作物の保安に関する法令
「技能試験」
時間:40分
問題数:1問
方式:持参した作業用工具を用い、配電図で与えられた問題を支給される材料で時間内に完成させる
「合格率」
筆記試験:約60%
技能試験:約70%
第一種電気工事士(国家資格)の試験概要
「筆記試験」
時間:140分
方式:マークシート(四肢択一方式)
問題数:50問×各2点
試験範囲
1.電気に関する基礎理論
2.配電理論及び配線設計
3.電気応用
4.電気機器・蓄電池、配線器具・電気工事用の材料および工具並びに受電設備
5.電気工事の施工方法
6.自家用電気工作物の検査方法
7.配線図
8.発電施設・送電施設及び変電施設の基礎的な構造及び特性
9.一般用電気工作物及び自家用電気工作物の保安に関する法令
「技能試験」
時間:60分
問題数:1問
方式:持参した作業用工具を用い、配電図で与えられた問題を支給される材料で時間内に完成させる
「合格率」
筆記試験:約50%
技能試験:約65%
第二種電気工事士は国家資格ですが、しっかりと対策すれば独学でも合格することができます。
以下でご紹介する勉強方法を押さえてしっかりと対策するようにしましょう。
用語や名前は暗記する
電気工事士の筆記試験は暗記が約8割、計算が約2割で問題が構成されています。
暗記科目は点を取りやすいので、1つでも多く覚えて対策しましょう。
特に電気工事の仕事に携わった経験のない方は暗記分野で得点を稼ぐのが合格のカギとなります。
簡単な分野から取り組む
テキストは前のページから順番に取り組むのではなく、簡単な分野から取り組みましょう。
テキストや試験問題の最初に出題される傾向のある「電気に関する基礎理論」は計算問題で難易度が高いため、まずは出題数が多い暗記問題から取り組むようにしましょう。
過去問を複数回解く
過去問は繰り返し解くようにします。
最初のうちは完璧に勉強が終わっていなくてもどんどん過去問にチャレンジしましょう。
複数回解いているうちに覚えていきますし、点数が徐々に上がってくればモチベーションが下がらずに勉強することができます。
過去問は最後の仕上げと捉えずに早いうちから積極的に解くことをおすすめします。
第二種電気工事士は独学の場合は150時間程度、期間としては約3カ月を目安に対策すれば未経験の方でも合格できると言われています。
とはいえ、しっかりと対策する必要がありますので、暗記項目を中心にしっかりと覚えて国家資格の電気工事士の合格を掴み取ってくださいね。
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