電気設計と一口に言っても、実は業種は多岐に渡ります。
工事に携わる場合の電気工事士、保安や管理を主業務とする場合の電気主任技術者、
電気と通信を融合した業務に携わる場合の電気通信技術者などです。
ここでは、電気設計を代表するこれら3つの資格について、難易度などを中心に見ていきましょう。
電気設計の中でも工事に携わる際の定番的な資格になります。
電気工事士資格とは国家資格であり、
家庭や店舗など600ボルト以下の電力工事を扱える第二種と
工場やビルなど500キロワット以下の電力工事を扱える第一種に分類されます。
受験資格がなく、合格率も55%ほどと高いので、とくに第二種は毎年10万人が受験する人気資格です。
第一種は基本的に第二種合格者で、合格後3年以上の実務経験が要求されます。
試験は年2回行われますが、試験を受けられるのは年1回までとされています。
資格取得後は特に電気工事の分野において、幅広い求人募集があります。
電気工事士が技術者向けの仕事であるのに対し、
こちらの電気主任技術者はどちらかというと技術者を管理統率する現場の責任者向けの資格になります。
特に大型設備や公共設備などの設置工事の際に置く事が義務付けられている専任技術者も
この資格を保持していることが求められますので、
有資格者であれば相当数の求人募集が望めます。
電圧5万ボルト以下の事業用電気工作物の管理が出来る第三種、
電圧17万ボルト以下が対象の第二種、
大型プラントなどを含めた全ての電気工作物が対象の第一種と三種類に分類されます。
試験は非常に難関で、第三種でも10%前後、第二種第一種になると3%ほどしか合格率はありません。
一回の試験で合格する事を目標とせず、数年掛けての合格を目指している方も多数居ます。
難関であるが故に資格取得後は即戦力採用されることが多く、
転職やキャリアアップには非常に強い資格と言えます。
電気通信業界におけるネットワークの維持や管理などに関する資格であり、
電気通信に関する資格はこの他にはありません。
故に有資格者は引く手数多となり、
電機業界のみならず通信業界や鉄道業界といったインフラ系の分野でもかなりな需要が見込めます。
資格は伝送交換と線路の二つに分類され、伝送交換が20%程度の合格率、線路が15%程度と難関です。
こちらの資格も転職就職には大きなアドバンテージとなりますので、
取得しておいて損は絶対無い資格といえます。
電気設計業界における3つの代表的な資格をご紹介しましたが、如何でしたでしょうか?
いずれの資格も「取って置いて損は無い」と言い切れる資格ですので、
是非取得をチャレンジされることをお勧め致します。
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