「月々支払う電気料金をもっと安くしたい」「電気の使用を控えているのになかなか電気代が安くならない…」そんなときは、『契約アンペア数』を見直してみましょう。料金明細に記載されている電気の契約アンペア数は、電気代の基本料金に大きく影響する重要な部分です。日常生活で同時に使用する家電製品が少ないときは、契約アンペアを下げることで電気代をぐっと抑えることができるかもしれません。
今回も前回に引き続き、契約アンペア、電気料金を安く済ませるコツについて簡単にご紹介致します。
前回ご紹介致しました通り、ピークの家電のアンペア数は、あくまで二つ以上同時に使用しない場合の数値です。料理をするときに必ず電子レンジと電気ケトルを併用するという場合は、ピークの家電は二つの合算値になってしまいます。
電気料金の契約アンペア数を抑えるポイントがあるとすれば、やはりこのピークの家電になります。一人暮らしの方ならともかく、ご家族で生活されている場合、どうしても家電の同時使用は避けられません。それでも、家庭内で電子レンジとドライヤーは同時に使わないといったルールを設けるなどしてピークの家電を減らすことが、契約アンペア数削減のカギとなります。
基本的に契約アンペア数と基本料金は比例の関係にあります。しかし、電力会社によっては高い契約アンペア数でも安く電気を使用できるプランが用意されている場合があります。
代表的なものでは『定額プラン』を取り扱っている電力会社があります。これはインターネットの使用料のように、規定量の範囲内であれば使用電力に関わらず電気料金が一律になるというプランです。従来の従量課金制(使ったら使った分だけ電気代が発生)に比べて、大量に電気を消費するご家庭に向いているプランと言えます。
もう一つ、時間帯によって電気料金が変わるプランも各社から提案されています。これはたとえば日中と夜間とで電気の使用料が異なり、総じて夜間の方が安く電気を使えることの多いプランです。日中家を空けていて、帰宅後夜間のみ電気を使用するといった方はこのようなプランに変更すると電気代を抑えやすいかもしれません。
電気料金の契約アンペアを下げた場合、当然従来のように平行していくつも家電を使用することはできなくなります。以前の感覚で家電を同時使用してブレーカーが切れてしまわないよう注意するようにしましょう。
また、契約アンペアの変更には多くの場合、ブレーカーの交換が必要となります。新しい契約アンペアに対応したブレーカーを取り付けなおさなければなりませんが、ブレーカーの交換には電気工事士の資格が必要な場合がありますので、無許可での交換工事に罰則が科せられる可能性があります。ブレーカーの交換は資格を持った専門業者に依頼するようにしましょう。
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