電気工事を行うためにはさまざまな資格が必要です。
また、資格を取得することでできることが増え、キャリアアップにつながります。
今回は、電気工事の管理を行う1級電気工事施工管理技士とはどのような資格か、解説します。
電気工事施工管理技士は電気工事の施工計画、施工図の作成、工程管理、安全管理、作業員に関する管理など、電気工事の管理をするために必要な資格です。
施工管理の仕事は責任が重く、業務内容が幅広くあり、安全に電気工事を行うためにはなくてはならない存在です。
電気工事施工管理技士と電気主任技術者は、規定されている法律が異なるという大きな違いがあります。
電気主任技術者は「電気事業法」、電気工事施工管理技士は「建設業法」により定められています。
1級電気工事施工管理技士の試験の合格率は、第一次検定が約50~60%、第二次検定が約40%となっています。
1級電気工事施工管理技士を受験する人は、すでに第一種電気工事士や2級電気工事施工管理技士の資格を取得している人であるため、受験者全体のレベルはやや高い傾向があります。
しかし、受験者のほぼ半数が合格することを考えれば、しっかりと準備しておけば合格ラインには届く資格であるといえるでしょう。
電気工事施工管理技士は1級、2級ともに第一次検定と第二次検定があります。
第一次検定に合格すると「電気工事施工管理技士補」、第二次検定に合格すると「電気工事施工管理技士」を名乗ることができます。
1級電気工事施工管理技士の第一次検定の受験資格は細かく決められています。
最終学歴と資格保有の有無によって実務経験年数が異なり、実務経験年数には「指導監督的実務経験年数を1年以上を含む」ことが必要です。
なお、電気設備関係の保守・点検・メンテナンスなどは実務経験には含まれません。
工場や住宅を問わず、電話交換機設備・火災報知設備・インターホン設備などの通信設備工事も実務経験には含まれない工事です。
詳しくは建設業振興基金の施工管理技術検定のページで確認してください。
実務経験年数は連続している必要はなく、従事した期間の合計が必要な年数をクリアしていれば問題ありません。
【第一次検定】
・電気工学等
・施工管理法
・法規
【第二次検定】
・施工管理法
1級電気工事施工管理技士の資格について解説しました。
施工管理の仕事は責任が重く、幅広い業務を網羅しなければなりません。安全な電気工事を施工するためにはなくてはならない仕事です。
電気工事の分野でキャリアアップを目指したい場合は、現場で経験を積みながら受験の準備を進めておきたい資格です。
愛知県の電気工事は株式会社 大志電気にお任せ下さい。
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