電気工事を受注した際の問い合わせから工事完了までの流れ

電気工事は電気工事士にしか取り扱うことができないため、お客さまは電気工事業者に依頼するのが一般的です。

電気設備を便利に使っていただくためにはお客さまと業者の間で十分な打ち合わせを行い、工事の流れを理解したうえで受注することが大切です。

この記事では、電気工事の見積もりから工事完了までの流れを解説します。

電気工事の流れ

お客さまに電気工事をご依頼いただいたときの大まかな流れは以下となります。

お客さまのスケジュールを確認したうえで余裕を持って施工をする必要があります。

問い合わせ

お客さまから問い合わせをいただいたら速やかに対応します。

不明点は詳しく具体的に回答し、必要であれば資料を送付します。

見積希望であれば現地調査の日程を決めます。

打ち合わせ・現地調査・見積もり

電気工事は現場の下見が重要ですので、打ち合わせ、現地調査、見積もりを同時に実施することが多くあります。

現地調査後に工事の詳細と見積もりを出します。

工事に関して細かい要望を聞き出しておきます。

また、工事の流れを説明しておきます。

受注・スケジュール調整

工事内容、見積金額、スケジュール、流れなどに問題がなければ受注となります。

工事の工程・流れは電気工事の種類や内容によりさまざまです。

お客さまのスケジュールをお聞きし、工事日程を決定します。

電気工事の実施

電気工事士が電気工事を開始します。

お客さまと作業工程を共有することで電気工事の進捗状況を確認することができます。

工事の手順に不備はないか、安全対策は十分かなどを確認しながら工事を行います。

確認・請求書発行

工事が完了したら、お客さま立ち合いのもと工事内容をチェックします。

電気設備など、操作が必要な場合には使い方や管理方法についての説明をします。

工事や設備に問題がなければ引き渡しとなります。

請求書を発行し、電気工事料金をお支払いいただきます。

保守・メンテナンス

工事をした箇所については工事完了後も定期的に点検を行うことが大切です。

何か問題が発生している場合は速やかに補修を行います。

また、電気設備によっては保守・メンテナンスが必要になる場合もありますので、継続したサポートをしていきます。

電気工事の流れはお客さまと共有しておく

電気工事はお客さまと工事のスケジュールや流れを共有し、進捗状況を確認しながら進めることが大切です。

配線工事などは一度施工したら元に戻すのが困難な場合もありますので、しっかりとコミュニケーションを取っておくことでトラブルを防ぐことができます。