Master electrician makes wiring for lighting
電気工事士の方々が作業をする際に着用する作業服、
服装は自由度があるのかどうか気になりますが、
決してどれもこれも同じではありません。
服装は会社によって、メーカーによって色々と提案されていますし、
いかにも作業着といった服装ではなく、おしゃれなものへと変化もしています。
今回は、危険性のある電気工事の作業をする者の服装についてご紹介します。
全日本電気工事業工業組合連合会という組合があるのですが、
そこではとある大会が開催されていました。
その中で、電気工事業界の魅力を発信させるべく、
電気工事士の服装をお披露目するファッションショーが開催されています。
現役の電気工事士の方々の服装は多種多様、高所作業車に乗って作業していても目立つように、
光沢があるもの、カラフルなもの、上下で色の違うバイカラー、素材感も違いがあります。
電気工事士の働く場所は、工場などの施設内のみならず、
でん真柱や鉄塔などの外での作業も多々あります。
ですから、夏・冬の極端な気温差のある現場においては、服装にも工夫を凝らしています。
例えば、夏場はファン付きの作業着、冬場は熱伝導率の高いダウンを着込んだりします。
メーカーでデザイン性も違いますし、
従事する会社によって特注されていたりするので、服装に幅があります。
さらに、電気会社によって服装自由となっている場合もあります。
感電する危険性もある電圧を扱う作業に関わる場合もあるので、
その場合には静電気が帯びない素材であったり、金属器具が付いていない服装での作業になります。
冬は空気も乾燥してしまい、どうしても静電気が発生しやすくなるので、
電気工事を行う上では回路のショートなどの事故も少なからずありますから、
帯電防止作業服を着用しています。
また、作業中には頭の安全性を考えて、ヘルメットを装着しますが、そのときにも使えるように、
取り外し式の大型フード付きとなるウェアを着用しています。この場合もジッパー式ではなく、
マジックテープで前を開け閉めできるタイプを着用していますし、
ズボンもゴム式などに履き替えるといいます。
電気工事士は、一般家庭での配線工事程度なら、通常の作業服でも問題なく作業ができるのですが、
高圧線ともなると危険性が高まるので、服装は気をかけています。
もちろん、ヘルメットや作業靴など、頭の先から足元まで、抜かりなくがなく、安全対策しています。
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